ボーイスカウトにて

突然ですが、私はボーイスカウトと呼ばれる少数民族に属しているのですよ。
今時、ボーイスカウトかよ！プギャーとか言われつつもね。
なんか童貞ボーイが多くて居心地が良いのですかな。'`,、('∀`) '`,、
そうそう、ボーイスカウトなのに寺でやっとるんですよ。
キリストなのか仏なのかどっちかにしろよ！と。
ベルギー帽かけながら大仏に祈るってのはなかなかシュールな光景ですよ。

そんなこんなで今日も行ってきました。ボーイスカウト。
元々は募金の予定だったんですよ。うん。
募金の後は弁当もらって喪男トークできるからちょっと楽しみだったんです。
(())喪男…もてない男の意
そんでもって１時間と交通費210円かけて行きました。
こう、寺の外からもなんか音が聞こえたんですよ。
「ょ…ぽ……」
(゜ω｀)？
何、今の世間からかけ離れた音…

不審に思いつつ中へ…
「ぃいいよょぉぉう　ポン！」
Σ('-'っ)っウワオ
目の前に広がるのは貴族たち。
('-'っ)っ('-'っ)っ
またこりゃえらいシュールだｗ
ってか、募金は？…え？こいつら？
まぁ確かにこんな顔白塗りの貴族たちが奇声を発しつつ、「ぃょぉー」とか言ったら、金払わざるおえないけどさ…

どうやら薪能というイベントだそうで。
薪能なんていっても何のことやらさっぱりっしょ。
要するに夜に「ぃいいよょぉぉう　ポン！」することですよ。
世の中には物好きもいるものでこういったのを見るのが趣味の人もいるようで、観客も多い。
ざっと２０００！
おばさんばっかだから綾小路きみまろのライブかと思った。
私たちの仕事はそれの監視と警護。
正直、つまらん。
時たま聞こえる「ぃぃぃいいよょょぉぉぅ」「ちょぃぃやちょぃぃやちょいちょいちょい」
人の会話をしてほしい。
やることといえばおばちゃんのトイレの案内。
がんばった。がんばったんだけど。
いくら言っても男子トイレに入るおばちゃんが５分の１ぐらいいる。
最初は注意もしたが、ほんとに５分の１はそういうことするから、やんなった。
もう行きたきゃ行けよ！と。
…後で入って気づいたが、男子トイレは小便するとこしかないのな！
あの人ら、何やってたんだ。立って小便か！かんべんしてくれ。

そんなこんなで21時になって「ぃいいよょぉぉう　ポン！」も終わった。

ここからが燃えた。
ただの片付けなんだけど、頭領みたいな人が「おめぇら一気にいくぞぉーーー！」
坊主頭にはちまきを巻いた人たちが、「ぬぅぉぉおおおお！！しゃああ！」
すごかった。
これだけ見るとヤクザさん達の特攻前みたい。
…いや、あんたら坊さんでしょ。なんて、無粋なつっこみはいたしません。
椅子の片付けも速い速い。
２０００個ほどあったのが、10分ぐらいで消えうせたよ。
いろいろ合わせて30人ぐらいしかいないのに。
能の舞台の片付けなんか恐ろしい。
それなりに広いのに、1分ぐらいで跡形もなく。
ケーキに群がる蟻んこを思い出した。
まぁ何が言いたいかって言うと、単発だと冴えない男達でも、なんだかみんなで燃えあがると、合体してでっかいロボットになったような気になるんですな。
普段、肉体労働マンドクセとか思ってるけど、こういうのもいいなって思った。
工事現場の人達もこれからは尊敬できそう。
少なくとも、区役所で椅子ぐるぐるしてる人よりは尊敬できる。神といってもイイ。
いや、ほんとにいるんだよ。そういう人。たまげたよ。
ただ、間違った方向に合体すると、暴走族やらオウムになる諸刃のつるｇ（うわヤメロ

宿題でもないのに、やたら長文書く俺。かっこいいorz

溜まった漫画とかのレビューは、明日にでも暇があれば。