ニート

家庭科でレポート書けって言われたから書いてる。正直、へんてこ。気にしましぇん
まぁ貼っておこう。


いじめちゃ嫌よ?個人的にはニート大好きですもの。


ニートに対する社会保障というテーマでしらべました。

最近、テレビなどでもとりあげるようになったニートですが、ニートのきちんとした意味は15〜34歳の未婚で、職業訓練も含め、学校に通わず、家事や家業の手伝いもしていない人のことを表します。

そもそも現代の日本は不景気とはいわれつつも、企業の雇用者自体は増加しています。
それにも関わらずニートは近年、増加傾向にあります。
内閣の方でも200万人を超えるのはそう遠くないことだろうと予想されているそうです。
ニートに近い立場であるフリーターに至っては既に500万人を超えています。

増加している原因はさまざまに考えられていますが、そのなかでも多いものが
自分の考えていた職場と現実とのギャップだそうです。

親に言われたとおり、勉強していい大学にいって、有名企業に就職したのに、ちっとも楽しくなければ、やりがいもない。
こんなことをするために、就職をしたんじゃない。なら、辞めちゃえばいいじゃないか。というもの。

また、もうひとつのパターンが、有名大学に行ったにも関わらず、何十と企業を回っても内定の一つももらえない。
高卒の友人は、要領よくやって、簡単に就職できたのに。
俺の人生ってなんだったんだ。もうやめてやる!というものです。

ニート自体がその性質によってヤンキー型とつまずき型とひきこもり型に分類されているのですが、
その中で、近年飛躍的に増加しているタイプはつまずき型と呼ばれる、いったんは就職したものの早々に辞め、自信を喪失したタイプとひきこもり型と呼ばれる社会との関係を築けず、こもってしまうタイプです。

なぜ、この2種類のニートが増加しているのかについては
近年の中途半端な学歴社会の崩壊。成人の精神の幼稚化。が指摘されています。
また、大都市では、コンビニなどのアルバイトの募集は年々、増えています。
つまり働いて金を稼ごうと思えば、なんとでもなってしまうのが、現状なのです。
生きていく金なら稼ごうと思えば、稼げるんだからわざわざ苦労する必要ないじゃん。
というのが、最近のニートの考えでは多いようです。

と、ここまでならだらしない奴がニートになってどんどん増殖している。で済む話なのですが、最近ではニートが社会全体にもたらすであろう影響が問題になってきています。

その問題とは、「ニートは税が払えない。なのに、年金はもらえる。」です。
年金の税は、基本的に強制加入させられ、納税の義務があるのですが、本人の収入が一定に達していない場合は免税されるのです。
ちなみに国民年金の保険料は月々、1万4000円ほどです。
要するに、現在のニート約100万人がみんな収入がない場合、月に140億円が税金でなんとかされてるわけです。
これを何10年と続けたら、大変なことになりますよね。
この額を周りの成人がなんとかしなければならない。
しかも、これからは老人がどんどん増えてくるので、ニートを抜きにしても負担は大きくなっていく一方なんです。
もちろんもらえる年金の額は違うのですが、払っている税は、天と地ほど違うのに、年をとってもらえるお金がそんなに違わないというのは、明らかに不公平でしょう。

さらに言えば、ニートの人は結婚することがとても困難です。
そのため、少子高齢化の原因ともなり、さらなる負担を次世代の人に残していきます。

もちろん、国会でもこれらの問題は指摘されていますが、具体的な対策はまったく立てられていません。

日本の社会保障制度を内から崩そうとしているニート

ニートでも働きたいと思える社会、それは労働者にとっても楽しい社会でしょう。
ただ、そんな社会を作るには、困難が多く、多くの人が意見を交わしあわないと不可能なのは確かだと思います。